シンガポールにある近未来型植物園”ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ”が凄い!まるでジブリ映画のような世界に圧巻!
2015/12/13
世界にはとても興味深いところがたくさんある。我等の国、日本からでもそれほど時間を費やさずにいける場所は多い。
そこで今回紹介するのは我等にもなじみのある「マーライオン」や世界最大の観覧車「シンガポール・フライヤー」や巨大なカジノリゾート施設「マリーナ・ベイ・サンズ」などがある、そう、シンガポール共和国だ。
その中でも特に注目を集めている話題のスポットがある。それは2012年6月にopenしたシンガポール最大の植物園「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ(gardens by the bay)」だ。
18本の巨大な”ツリー・グローブ”や”クラウド・フォレスト”というドームの中にある人口山はまるで天空の城ラピュタ!!
ここ「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」の凄いところはまず広大な敷地。そして人口の植物園でありながら、どこか異空間のような不思議な感覚の世界に導かれてしまうところに魅力を感じる。
園にはツリーやドーム、山などさまざまな建造物があるが、どれも非常にクオリティーが高く、空中を散策できる橋まである。まさに観るものを虜にする非現実的な世界がそこにはあった。
およそ110ヘクタールの広大な敷地。
高さが高いもので50mにまで達するというスーパーツリーは園内に18本もある。
200種ほどのさまざまな熱帯植物がこのツリーには生い茂っている。
これがその空中を散策できる“OCBCスカイウェイ”という全長128mの橋だ。結構高所なので見晴らしは素晴らしいのだが、高所が苦手な人はスリリングな世界を味わえるだろう。
涼しい滝で癒される”クラウド・フォレスト”
続いて、大きい貝殻のようなドーム(“クラウド・フォレスト”)を入るとまず迎え入れてくれるのが、どこか懐かしい感じがする高さ35mの大きな人口山だ。その山の頂からは滝が流れ落ち、ミスト状の霧が立ち込めて涼しい環境を造っている。
寒冷な高山を再現したというこのドーム内はひんやりとして肌寒いくらいだ。また、この山の緑と涼しい滝の周りを散策路がぐるぐると取り巻いているので、高山にきているかのような気分で散歩ができ、また違った雰囲気を楽しめる。
ウォーキングスペースはバリアフリー化されているので、車イスやベビーカーでも問題ない。
まずこの滝に圧倒されるだろう。
ミスト状の霧(雲)が立ち込め、妖しい雰囲気を出している。
頂上まではエレベーターで6階まで上がり、“クラウドウォーク”を歩きながら降りてゆく。
まるで“天空の城”をイメージさせる。
色とりどりの美しい花が咲き乱れる”フラワードーム”
先程の“クラウド・フォレスト”と隣接しているのがこの“フラワードーム”。ここでは半乾燥熱帯地域の植物を展示している。
世界の花々が咲き誇る大花壇「フラワー・フィールド」をはじめ、アフリカに生える「バオバブの森」やアルゼンチンの「ボトル・ツリー」や「地中海の植物」や「オリーブの森」や多肉植物の「サボテン」など多種多様な植物や花が色鮮やかに生え揃い、そこはまさに秘密の花園だ。
ブロッコリー?!
枕やクッションなどの詰め物の繊維としても使われるアルゼンチンの“ボトル・ツリー”。
これだけじゃ終われない”ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ”の夜の姿!!
園内には観る者を魅了するアトラクションが数多く展開されていて、世界中から人々が集まってくる要素が満載の「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」だが、人気となる理由のひとつには変貌を遂げた“夜の世界”がある。
というのも日が暮れて夜になると園内がキラキラと輝き始める。そう、ライトアップされるのだ。
これがまた幻想的で独特な世界を造り、なんとも心を打たれ、まるでディズニーの世界だ。こんなにも植物園とイルミネーションのコラボがマッチするものなのかと疑ってしまうほど美しい。
一番高さのあるツリーの上層にはレストランがあり、屋上にはバーがある。
こちらはライトアップされた“クラウド・フォレスト”だ。散策路がハート型に見える。
手前に見えるドームの低い方が“フラワードーム”。もう一方が“クラウド・フォレスト”だ。
“マリーナ・ベイ・サンズ”がまるでビームを放っているようだ。
ナイトタイムにスカイウェイを歩くのも実にロマンチックだ。
奥に見える観覧車こそが世界最大の“シンガポール・フライヤー”。
“クラウド・フォレスト”の滝も幻想的なムードを演出している。
所々にあるオブジェもまた愉快!!
園内を散策していると、なんだこれ?というような興味深いものや遊び心をくすぐられるオブジェをちょくちょく見かける。
お馴染みの“マーライオン”。
アーティスティックな木のイス。
???
赤ちゃん!?
“クラウド・フォレスト”にあるクリスタル・マウンテン広場の鍾乳石だ。
以上、さまざまなアトラクションを観てきたが、この他にもまだまだ見所はたくさんある。写真でも十分な魅力を感じるが、実際に自身でトリップしてみてリアルな現物を確かめたほうが深く印象に残るだろう。
園内は入園無料だが、2つのドーム施設とOCBCスカイウェイはそれぞれ入場料がかかってくる。スカイウェイは5Sドル程で、両ドーム合わせても28Sドル程だ。他にレストランやバーも園内にはあるので、シンガポールに訪れた際に立ち寄ってみる価値は十分にあるだろう。
なお、9月5日(土)放送の「世界ふしぎ発見!」でここ“ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ”が紹介されると思うので気になる方はチェックを!
Photos by : OzMark17,Bertrand Duperrin,CarlaB_,Franck Vervial,kyeniz,neilalderney123,DOT finger,Simon_sees,Kai Lehmann,Eugene Phoen,David Berkowitz,trioptikmal,Bryan Lee,David Jones,chaoticbusher,tariusxj,Shiny Things,_paVan_,Eustaquio Santimano,Mac Qin,Franck Vervial,amitshahc,erwinsoo,kyeniz,HooLengSiong,Tan Cheng Joo,Merlijn Hoek,johanSisno,gibbyli,Bryn Pinzgauer,thebeautyofpeace,Benjamin Ho.sg,
アドセンス
関連記事
関連記事はありませんでした