韓国で大人気の「セルカ(自撮り)棒」が取り締まり規制！？”bluetooth”が問題？

こんにちは！もう12月。早いもんですね。なぜか切なく感じるのは私だけでしょうか？(笑)

ところで、今日は、“自撮り”についてではなく、それを行う為の補助道具である“セルカ棒”を紹介するのでもなく、今、お隣の国「韓国」で少し問題となっている「セルカ棒の取り締まり」について、少し述べたいと思います。

自撮りについては、以前のこちら「イギリスの自撮り(セルフィー)にはまった青年”ダニー・ボウマン”の現在は？！ 」の記事でも紹介しております。

セルカ(自撮り)棒が周辺機器に影響！？政府の評価は？

まず、このセルカ棒という商品ですが、ご存知ない方もおられると思います。少し解説しますと、スマホなどの携帯電話で自分を撮る行為”自撮り(セルフィー)”を行うにあたり、自分の手じゃ、撮れる範囲や画角が限られてくるので、プラスアルファ補助的な要素として、携帯に付属させる”棒”を取り付ける。

この棒は伸縮機能があるので、長くしたり、短くしたりすることも可能です。すると、自分の手だけじゃ撮れなかった画が撮れるという便利なもの。

また、シャッターを押す機能(bluetooth)を搭載しているものもあります。それ以外のものはセルフタイマーなどの機能を用いて撮影します。一応紹介しておきますが、こんなものです。

道行く人に撮影を御願いするのが抵抗ある人などには便利だと思いますが、私は使ったことがありません。なのでなんとも言えませんが・・・(~o~)

そして、そんなセルカ棒はお隣の国、韓国で大人気なんだとか。あちこち観光をしていると、日本でもこの棒を使って撮影されている人をチラホラ見かけます。

しかし、今そのセルカ棒が韓国で問題になっています。

電波法に触れるbluetooth機能が問題？！

何が問題になっているのかというと、このセルカ棒に内臓されているbluetooth(ブルートゥース)という機能です。

これはみなさんもご存知のようにワイヤレスで電波を飛ばし通信できるという便利な機能ですよね。しかし、その便利さゆえに、返って裏目にでる問題が生じています。

もうなんとなくお解かりいただけてる思いますが、この機能によって周辺の電子機器に障害が生じてしまう、または誤作動を起こしてしまう恐れがあると、韓国政府側は呼びかけています。

政府側は、電磁波適合認証という電磁波障害防止基準をクリアしていない商品について、規制すると報告しているそうで、認証を受けている製品については例外だとされているみたいです。

また、認証を受けずに販売している業者や製造業者などは処罰の対象になるとしています。使用者はならないみたいですけどね(^。^)

それから、この認証を受けるのには、認証費用や認証期間などが掛かってくるらしく、少し手間が掛かるみたいですね。なので、それを怠り認証を受けていない販売業者などが、摘発されていくのでしょうね。

SNSやWeb上では「過剰規制」という声が！！

また、この問題についてweb上やSNS(ソーシャルメディア)などでは「過剰規制じゃないか？」など反論の声も挙がっているみたいです。

なんでも、この機能によって電波干渉が起きた事例はないらしく、規制が実地されることにより現代のスマートフォン文化を抑制してしまう、などの背景があります。

電波干渉が起きて、害となる事例が発生した際に“問題”として定義し、検証するのが正しいのか、それが起きてしまわない内に、規制を施すのが正しいのか、双方どちらが正しいかは解りませんが

私の意見としては、三脚を使って一眼レフなどのカメラで撮るか、人に御願いして撮ってもらうか、原始的に手を伸ばせるだけ伸ばして撮ってみる！などをしますかね(笑)

一人一人、それぞれの解釈や見解があります。

この問題についてみなさんはどう思われますか？

Photos by : Tory,JacobAWalker